絶壁から絹糸を垂らしたように流れ落ちる優雅な様からその名がついた「白糸の滝」。富士山の雪解け水が地層の境から流れ落ちたもので、高さ20メートル、幅150メートルに及ぶ日本屈指の名瀑。夏場でも涼しく、マイナスイオンでいっぱいの空間です。
「音止の滝」は、白糸の滝と隣接した清流芝川の本流にかかっており、高さ25メートルの絶壁から轟音をとどろかせて落下する様は、白糸の滝とは対照的で実に勇壮です。その昔、曽我兄弟が父の仇、工藤祐経を討つ相談をした際、滝の音で声がさえぎられたため、しばし神に念じたところ、一瞬タキの音が止んだという伝説からこの名が残されています。

昭和25年10月に「観光百選滝の部」で白糸の滝が1位に、また、平成2年4月には「日本の滝百選」に白糸の滝、音止の滝が選ばれています。

富士宮市は、富士山のビューポイントであふれていますが、お勧めは日の出。
富士山の西側に位置するため、最もパワーがあるといわれている日の出のダイヤモンド富士を楽しむことができます。その中でも、田貫湖のダイヤモンド富士は、その様子が湖面に映し出されることからダブルダイヤモンド富士といわれ、多くの見物客でにぎわいます。

周りにはキャンプ場や1周3.3キロメートルのサイクリングロードが広がり、春は桜、秋は紅葉と多くのキャンパーやハイカーにも人気のスポットです。

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