流鏑馬祭
ゴールデンウイーク後半の5月4日~5日に富士宮市の浅間大社で『流鏑馬祭』が開催されます!
鎌倉時代から続く伝統の行事『流鏑馬祭』をぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?馬で駆けながら的を矢で射る姿は圧巻の一言です!
4日はお祓いなどの準備、5日には流鏑馬が執り行われます♪
この『流鏑馬祭』は鎌倉時代(1193年)に源頼朝が富士の裾野で巻狩を行った際、浅間大社に流鏑馬を奉納し武運長久・天下太平を祈願したことから始まるとされています。
5月4日は富士市の藤川河川敷でのお祓いから始まり浅間大社でのお祓い、若宮八幡宮・金之宮八幡宮・富知神社への参拝が行われます。午後になるとかむなかけの儀がはじまり浅間大社桜の馬場を3騎の馬が駆け抜けるいわば挨拶と予行演習を兼ねた行事が開催されます。
一番の見どころの流鏑馬は5日に開催されます。まずは10時頃より流鏑馬式が行われます。これは富士宮市の無形民俗文化財となっているもので「浅間大社流鏑馬保存会」によって伝承されています。現在では武術的要素は廃れて、儀礼的に伝承されています。その後正午~午後2時にかけて練行が行われます。練行は総勢100名程の奉仕者が鎌倉時代そのままの武者などに扮し、市内一円を練り歩き、流鏑馬が行われる事を知らせるとともに、奉仕者自らの士気を高めていくものです。
大・大・大本命の神事流鏑馬式は午後3時~4時頃に執り行われます。馬場入りの後、所役が所定の位置につき馬場元役が紅の大扇を掲げ、馬場末役が白の大扇をかざしてこれに答えるといよいよ流鏑馬の始まりです。一ノ射手は揚扇を行い疾走し二つの的を次々に射抜く姿は見事というほかありません。15~20騎ほどの流鏑馬がおこなわれます。
皆様ぜひ足をお運びください(*^^*)