やぶさめまつり
1193年に源頼朝が富士の裾野で狩りを行った際、武将を率いて浅間大社に詣で、流鏑馬を奉納したのに起因するとされるお祭りが、このやぶさめまつりです。
このお祭りの中日には、境内の馬場にて鎌倉武士の狩り装束のいでたちをした射手による、勇壮な小笠原流流鏑馬式が行われます。
流鏑馬は現在、的中によって年を占ったり、当的・当矢を持ち帰りお守りとする神事として各地に伝わっています。
やぶさめって?
馬にまたがった状態で、弓で的を射る姿を見たことはないでしょうか。あれをやぶさめと呼びます。
もとは、「うまゆみ」と言い、のちに「矢馳馬(やばさめ)」と呼び名を変え、それが訛って「やぶさめ」となったようです。
平安時代末期ごろから、源氏の武士を中心に広がりをみせるのと同時に、宮中や神前にも奉納された事により、神事としても発達してきました。
現在、的中によって年を占ったり、当的・当矢を持ち帰りお守りとする神事として各地に伝わってます
祭りの日程
場所:富士山本宮浅間大社
5月4日 09:00~ 川原祓・馬場祓
12:00~ 末社巡拝
15:00~ 流鏑馬習礼<しゅうらい>(練習)
5月5日 10:00~ 古式流鏑馬
12:00~ 流鏑馬練行
15:00~ 神事流鏑馬式
5月6日 後日祭